1986年、日本のインディーズ・レーベル、セルフィッシュ・レコードから発売されていた、 ジェームス・ホワイト・アンド・ザ・ブラックス(James White and The Blacks) のアルバム、『Melt Yourself Dow』 のリィシューが決定。CD化に際しボーナト・トラックとしてオランダでのライブ音源が追加収録されます。
様々なジャンルの素晴らしいリイシューを多く手掛けているミュージック・シーン(MSI)から、2021年12月22日発売。
ジェームス・ホワイト(James White )は、ブライアン・イーノがプロデュースしたコンピレーション・アルバム『ノー・ニューヨーク』などで知られる、ジェームス・チャンス(James Chance)の別名義です。
以下、インフォメーションより。
1978年、ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンで活動していた4つのバンドを収録したブライアン・イーノ、プロデュースの名盤『ノー・ニューヨーク』で衝撃のデビューを飾ったジェイムズ・チャンスが、その後ジェイムズ・ホワイトと改名し86年に日本のインディ・レーベルから発表した幻の傑作が遂にリイシュー!
彼のアイドルでもあったジェイムズ・ブラウンの「スーパー・バッド」のパンキッシュでファンキーなカヴァーで幕が開ける本作は、彼のオリジナル「メルト・ユアセルフ・ダウン」「ヘル・オン・アース」に、ジェイムズ・ブラウンの「コールド・スウェット」、ジャズのスタンダード・ナンバー「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」「ホット・ヴードゥー」「ジーズ・フーリッシュ・シングス」のカヴァーからなるアルバムで、彼ならではのファンク、ジャズ、パンクがミクスチャーされたいかがわしく背徳感溢れる猥雑なサウンドは、あなたを一瞬にしてニューヨークの地獄のナイイトクラビングへ誘います….。
CD化に際しボーナト・トラックとしてジェイムズ・ブラウンのカヴァー「キング・ヒロイン」、彼のファースト・アルバム『バイ』(79)収録の「コントート・ユアセルフ」、『オフ・ホワイト』(79)収録の「オールモスト・ブラック」の81年のオランダでのライヴを収録。英文解説の対訳付。 『Melt Yourself Down』は、ホワイトの一番のメッセージ、つまり「快楽を得るのに手段を選ぶな」を実践したアルバムだ! ―― エリック・ブラッドショウ(DJ)