『マン・オブ・スティール』の挿入歌・サントラを解説
2013年に公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画『マン・オブ・スティール』(原題: Man of Steel)は、ザック・スナイダー監督による作品で、「DCコミックス」のアメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品です。
本作は、スーパーマンの物語を再始動(リブート)させることを目的として制作されました。また、同一の世界観のクロスオーバー作品群として扱う『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの第1作目でもあります。
スーパーマン役にヘンリー・カヴィル、ゾッド将軍役にマイケル・シャノン、ロイス・レイン役にエイミー・アダムス、ジョナサンとマーサ・ケント夫妻役にケビン・コスナーとダイアン・レイン、そしてジョー=エル役にラッセル・クロウが務めました。
主な撮影はアメリカのイリノイ州やカナダのブリティッシュコロンビア州で行われ、一般公開は2013年6月14日から開始されました。なお、本作に続く『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの第2作目として『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が制作されました。
『マン・オブ・スティール』挿入歌
Chris Cornell「Seasons」
クラーク・ケントはある日、船の作業中に荷物に押しつぶされそうになります。しかし、その瞬間、彼を助けてくれる人が現れました。そして、その後すぐに海底油田が炎上し、周囲は大混乱に陥ります。しかし、クラークは恐怖に屈せず、困難な状況の中でも人々を助けていきます。
火の海と化した施設の中で、彼は冷静に作業員を逃がし、倒れかけた鉄塔を支えるなど、彼の力は誰もが目を見張るものでした。その後、クラークは一時的に意識を失いますが、海から上がると、燃えてしまった洋服の代わりに近くの家で服を拝借します。ここから学生時代の回想シーンに続くシーンで流れるのがChris Cornellの「Seasons」です。
Allison Crowe「Ring Of Fire」
クラーク・ケントが働くバーのステージで女性歌手が唄うのが、カントリーの大御所ジョニーキャッシュのナンバー「Ring Of Fire」です。
本作ではカナダ出身の歌手で、「Viva Las Vegas」や「Hallelujah」などで知られるアリソン・クロウが歌っています。
Marco Beltrami And Buck Sanders「The Long Walk」
ゾッド将軍がモニター越しに、クラーク・ケントや地球人に向けてメッセージを送るシーンで流れるのが、Marco Beltrami And Buck Sandersの「The Long Walk」です。
『マン・オブ・スティール』サウンドトラック
『マン・オブ・スティール』予告映像
『マン・オブ・スティール』作品情報
●監督
ザック・スナイダー
●脚本
デヴィッド・S・ゴイヤー
●製作
クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
チャールズ・ローヴェン
デボラ・スナイダー
●出演者
ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
マイケル・シャノン
ケビン・コスナー
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
アンチュ・トラウェ
アイェレット・ゾラー
ハリー・J・レニックス
クリストファー・メローニ
リチャード・シフ
マッケンジー・グレイ
ラッセル・クロウ
●音楽
ハンス・ジマー
●製作会社
レジェンダリー・ピクチャーズ
シンコピー・フィルムズ
DCエンターテインメント
●配給
ワーナー・ブラザース
●公開
2013年6月12日(中華民国)
2013年6月14日(アメリカ合衆国)
2013年8月30日(日本)