2021年10月8日、イギリスの2トーン・スカ・バンド 、ザ・ビート(THE BEAT)のドラマー、エヴェレット・モートン(Everett Morton)が死去。1950年4月5日生まれ、71歳でした。
バンドは公式SNSにて「美しく才能のある男、エベレット・モートンが亡くなったことを発表しなければならないのはとても悲しいことです。彼の家族はもちろん悲しんでいます。プライバシーを尊重してください」と声明を発表しました。
モートンは、ロックビートにシンコペーションとポリリズムを含む独特のドラムスタイルで知られていました。また彼のレゲエドラムは、ザ・ビートのサウンドに個性を与えるのに寄与しました。
1950年に西インド諸島のセントキッツ島で生まれたモートンは、10代の頃にイギリスのバーミンガムに引っ越しました。ドラムスクールに通い、いとこのバンドで演奏し、1978年にはボーカルのランキング・ロジャー(Ranking Roger)らとザ・ビートを結成。1980年代に3枚のアルバムをリリースしています。
1983年にビートが解散した後、モートンとザ・ビートのサックス奏者であったサクサ(Saxa)は、ボーカリストのトニー・ビート (Tony Beet)とザ・インターナショナル・ビート(The International Beat)を結成。
また、モートンはザ・ビートのリユニオンにも参加し、ランキング・ロジャーが2019年に亡くなるまで、一緒に演奏を行いました。