11月5日に完全新作のスタジオ・アルバム『ヴォヤージ(Voyage)』をリリースする ABBAは、アルバム収録「Just A Notion」のリリックビデオを公開しました。
■以下、アルバムからの先行トラックの2曲です。
I Still Have Faith In You
Don't Shut Me Down (Lyric Video)
(以下、『ヴォヤージ』インフォメーションより)
9月2日(木) - 史上最大の成功を収めたポップ・グループの一つ、ABBAが、40年ぶりに復活することを本日発表した。この復活に際し、アグネタ、ビョルン、ベニー、フリーダことアンニ=フリッドの4人は、10人編成の生バンドとデジタル的に共演する革命的なコンサートをロンドンの特設アリーナにて2022年5月27日より開催。さらに完全新作のスタジオ・アルバムがリリースされる。
このデジタル版ABBAは、バンド・メンバーの4人が、ジョージ・ルーカスが設立したインダストリアル・ライト&マジック社の850人のチームと共にモーションキャプチャやパフォーマンステクニックを駆使し、何週間、何ヶ月もかけて作り上げてきたもの。同社にとって、これが音楽分野への初進出となる。
前作に当たるスタジオ・アルバム『ザ・ヴィジターズ』から40年の歳月を経て、ABBAは来たるべきコンサートでも披露する予定の新曲「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」(I Still Have Faith In You)と「ドント・シャット・ミー・ダウン」(Don’t Shut Me Down)の2曲をレコーディングしたのみならず、完全な新作アルバムを丸ごとレコーディング&プロデュースした。ストックホルムにあるベニーのスタジオ〈Riksmixningsverket〉にメンバーが集結してレコーディングしたニュー・アルバム『ヴォヤージ』(Voyage)は、11月5日にユニバーサル・ミュージック・グループより全世界でリリース予定だ。
コンサート〈ABBA(アバ) Voyage(ヴォヤージ)〉は、2022年5月27日、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに設置された3,000人収容の最新鋭アリーナ〈ABBAアリーナ〉で開幕する。チケット購入の事前登録はabbavoyage.comで本日夜6時より、また9月7日(火)からは一般販売が開始される。詳細は下記の通りだ。
コンサート〈ABBA Voyage〉は、以下の協力を得て開催:プロデューサーのスヴァーナ・ジスラ(デヴィッド・ボウイのMV「ブラックスター」及び「ラザルス」、ビヨンセ&ジェイZのコンサートの模様を放映したHBOの特別番組、ドキュメンタリー映画『スプリングスティーン&アイ』)、プロデューサーのルドウィグ・アンダーソン(映画『ダンサー そして私たちは踊った』、映画『Yung Lean: In My Head』、映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』)、ディレクターのベイリー・ウォルシュ (映画『フラッシュバック』、ドキュメンタリー番組『ジェームス・ボンドとして生きる』、ドキュメンタリー映画『スプリングスティーン&アイ』)、共同エグゼクティブ・プロデューサーのヨハン・レンク (Netflixの新作SFドラマ映画『Spaceman』、デヴィッド・ボウイのMV「ブラックスター」及び「ラザルス」、TVドラマ『チェルノブイリ』)、コレオグラファーのウェイン・マグレガー CBE (英ロイヤル・バレエ団、カンパニー・ウェイン・マグレガー、パリ・オペラ座バレエ団)。
スヴァーナ・ジスラ (プロデューサー)、ルドウィグ・アンダーソン (プロデューサー):
「ABBAの魔法と、この素晴らしいチーム全体の超人的な努力が、本日、待ちに待った重要な節目を迎えました。この試みをようやく世界と分かち合えること、それは私達にとって正に誇らしい瞬間です。イースト・ロンドンのアリーナで皆様をお迎えする日が待ち遠しいです」
ベイリー・ウォルシュ (ディレクター):
「1974年にABBAがユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝するところを見ていた私が、まさかその47年後、この特別な航海を彼らと共にすることになるとは夢にも思っていませんでした。人生とは時に不可思議で素晴らしいものですね」
ウェイン・マグレガー (コレオグラファー):
「想像してみて下さい:70年代にイングランド北部で育ち、とてつもなく素晴らしいABBAの曲に合わせ、社交ダンスやラテン・ダンス、ディスコ・ダンスを習うというのがどういうことかを。当時8歳だった私は、すっかり魅了されてしまったのです。時間を2020年に早送りしますと、私はスウェーデンにいて、現実の世界でABBAと踊っていました! 私は50歳に手が届こうとしていたのですが、再びすっかり魅了されてしまいました。正にそれこそがABBAの魔法なのです。〈ABBA Voyage〉で不可能を可能にするため、私達は勇敢なコラボレーション・チームと共に、創造性に溢れた楽しい冒険を数多く共有してきました:高度な技術、最先端の没入効果、革新的エンターテイメント。そして、熱く燃えるようなその核にあるのはやはり、新たな曲、新しい動き、往年の名曲、往年の有名な動きなのです。ABBAとは即ち“ダンス”であり、これからもずっとそうあり続けることでしょう。では、ダンスフロアでお会いしましょう」。
サー・ルシアン・グレインジ (ユニバーサル・ミュージック・グループ会長兼CEO):
「この仕事を始めて間もない頃から、その後も長年にわたって、私は彼らと直接仕事をする機会に恵まれてきましたが、ABBAとその音楽に囲まれるのは途方もなく嬉しいことでした。彼らの無限の創造性と時代を超越したメロディは、やることなすこと全てにおいて、パートナーを組みたいと私達に思わせてくれるのです。というのも、それが絶対的に素晴らしいものになると確信出来るからです」。
「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」のミュージック・ビデオは、シャイノーラが監督。