2021年9月24日より、『ディナー・イン・アメリカ(Dinner In America)』が劇場公開。
『リアリティー・バイツ』(94)で監督デビュー。その後、『ケーブル・ガイ』(96)、『LIFE!』(13)の監督で知られるベン・スティラーがプロデュースを担当。監督を『バニーゲーム』(10)の監督・脚本を担当し、過激な内容で物議を醸したアダム・レーマイヤーが務めた、アメリカインディーズ映画界から久々に現れた渾身の一作。
シュールなキャラクター描写に、“普通”や“世間”に抗う若者たちの輝きを加え、「今の自分を形作った 90 年代のパンクシーンに捧げるラブレター」と監督が語る通り、恋愛映画でありながら、映画そのものがマジョリティーに立ち向かうユーモアとパンク精神に彩られた作品。
パンク、オルタナファンには、スクラッチ・アシッド(Scratch Acid)やジーザス・リザード(The Jesus Lizard)での活動で知られる、ディヴィッド・ヨウ(David Yow)が出演しているのも見どころのひとつ。
■あらすじ
パティは孤独で臆病な少女。過保護に育てられ、したいこともできず、単調な毎日を送っている。唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、それはパンクロックを聴くこと。そんな彼女が、ひょんなことから警察に追われる不審な男・サイモンを家に匿ったものの、実はその男こそが彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、覆面リーダーのジョン Q だった…。
家族や周囲から変人扱い、社会不適合者、厄介者と蔑まれる、出逢うはずのない二人が、心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく究極のアナーキック・ラブストーリーが誕生した!
公式HPより:
https://hark3.com/dinner/
■『ディナー・イン・アメリカ』 予告編
■ ディヴィッド・ヨウ(David Yow) 在籍、スクラッチ・アシッド(Scratch Acid)の2ndEP『Berserker』