2004年公開のアメリカ映画、『きみに読む物語』の挿入歌を紹介
ニコラス・スパークスが1996年に発表した小説『きみに読む物語(The Notebook)』を映画化した作品。認知症の女性役を演じたジーナ・ローランズが、第9回ゴールデン・サテライト賞の助演女優賞を受賞しています。
※以下、映画のシーンとともに挿入歌を紹介していますので、ネタバレにご注意ください。
映画『きみに読む物語』 挿入歌
「I’ll Be Seeing You」Billie Holiday
若き日のノアとアリーが路上で踊るときに使用されているのが、ビリー・ホリデーが唄う「I'll Be Seeing You」です。二人が好きな曲として、ノアがこの曲を口ずさみダンスが始まります。
「Prelude For Piano, Op.28, No.4」Chopin
ノアが認知症について医師から助言を受けるシーン、老人ホームのピアノでアリーが弾いているのが、ショパンの前奏曲 第4番です。
「Alabamy Home」DUKE ELLINGTON
自転車に二人乗りしたり、ふざけあってアイスクリームを顔につけたりと、若き日のアリーとノアが親しくなっていく様子を描くシーンでこの曲が使用されています。
「I'll Be Seeing You」Jimmy Durante
映画の終盤、アリーの記憶が一時的に戻りノアがこの曲を流しダンスを踊ります。若き日のダンスシーンではビリー・ホリデーのバージョンでしたが、こちらではジミー・デュランテのバージョンが使用されています。