- 1. 『 マトリックス 』概要
- 1.1. ■ 『 マトリックス 』 挿入歌 トラックリスト
- 1.2. ■ 『 マトリックス 』 挿入歌 Pick Up!
- 1.2.1. 「Dissolved Girl」Massive Attack
- 1.2.2. 「Dragula (Hot Rod Herman Mix) 」Rob Zombie
- 1.2.3. 「MindFields」 Prodigy
- 1.2.4. 「Leave You Far Behind」Lunatic Calm
- 1.2.5. 「Clubbed To Death(Kurayamino Mix)」 Rob D
- 1.2.6. 「Prime Audio Soup」Meat Beat Manifesto
- 1.2.7. 「Spybreak」 Propellerheads
- 1.2.8. 「Wake Up」Rage Against The Machine
- 1.2.9. 「Rock Is Dead」Marilyn Manson
『 マトリックス 』概要
1999年公開のアメリカ映画。SF、サイバーパンクの名作『マトリックス』(The Matrix)』で使用された曲を紹介します。
本作は大ヒットを記録し、全世界で4億6,000万ドル以上の興行収入を記録。また受賞歴も華々しく、アカデミー賞4部門(視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞)、BAFTA賞、サターン賞などを受賞。2012年には「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録されるというSF映画史の中でも重要な位置にある映画です。
また、マトリックスは日本のアニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から強く影響を受けていることでも有名です。ネオ(キアヌ・リーブス)の衣装やストーリー展開など、随所にその影響が見られます。
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■ 『 マトリックス 』 挿入歌 トラックリスト
01. Rock Is Dead - Marilyn Manson
02. Spybreak - Propellerheads
03. Bad Blood - Ministry
04. Clubbed To Death - Rob D (Kurayamino Mix)
05. Prime Audio Soup - Meat Beat Manifesto
06. Leave You Far Behind - Lunatic Calm
07. Mindfields - Prodigy
08. Dragula - Rob Zombie (Hot Rod Herman Remix)
09. My Own Summer (Shove It) - Deftones
10. Ultrasonic Sound - Hive
11. Look To Your Orb For The Warning - Monster Magnet
12. Du Hast - Rammstein
13. Wake Up - Rage Against The Machine
■ 『 マトリックス 』 挿入歌 Pick Up!
以下、ストーリーの重要な部分に触れている場合があります。ご注意ください。
「Dissolved Girl」Massive Attack
自室のPCの前で寝ているネオ(キアヌ・リーブス)、そのヘッドフォンから漏れ聴こえてくる曲として使用されています。「Dissolved Girl」はマッシヴ・アタックが1998年にリリースした3rdアルバムに収録されています。
「Dragula (Hot Rod Herman Mix) 」Rob Zombie
※この映像は映画で使用されている” Dragula (Hot Rod Herman Mix) ”ではありません。
PCの画面には「白ウサギについて行け(Follow the white rabbit.)」という謎のメッセージが表示される。ネオは取引相手の女性のTATOOがウサギであることを発見し、行動を共にすることに。たどり着いたクラブで大音量でかかっているのがこの曲のリミックスです。
「MindFields」 Prodigy
ネオの前に初めて姿を現したトリニティ(キャリー=アン・モス)。クラブの中で会話するシーンでこの曲が使用されています。この曲はプロディジーの3枚目のアルバム「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」に収録されています。このアルバムは発売とともに大変な評判となり、ロック、ドラムンベース、ブレイクビーツ、ヒップホップなど様々な要素を取り入れた革新的なクロスオーバー・サウンドで、ローリング・ストーン誌の「90年代の欠かせないアルバム」の1枚にも選出されています。
「Leave You Far Behind」Lunatic Calm
カンフーを習得したネオが、道場のような仮想世界でモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)とスパーリングをするシーンで使用されています。Lunatic Calmは1996年結成のイギリスのエレクトロニックミュージックグループです。
「Clubbed To Death(Kurayamino Mix)」 Rob D
モーフィアスがネオにマトリックスのことを説明しているシーンでこの曲が使用されています。すれ違いざま赤いドレスの女性に見とれているネオを、エージェントスミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)が銃で狙っているという緊迫した場面です。
「Prime Audio Soup」Meat Beat Manifesto
モーフィアスの指示により、ネオがをオラクル(グロリア・フォスター)に逢わせることに。モーフィアスの仲間たちが各自の椅子に座り準備をするシーンで使用されています。この曲は、1987年から活動しているテクノ、インダストリアルのベテラン、ミート・ビート・マニフェストのアルバム「Actual Sounds & Voices」(1998)に収録されています。
「Spybreak」 Propellerheads
ネオとトリニティーはモーフィアスが捕えられている建物に侵入する。大量の銃を身に着けた二人が銃撃戦を繰り広げるシーンで使用されています。プロペラヘッズ(Propellerheads)は、イギリスのビッグ・ビート・ユニットです。
「Wake Up」Rage Against The Machine
公衆電話の逆探知を利用し、AI(人工知能)に宣戦布告したネオが電話を切り飛び立つシーンから、エンドロールにかけて使用されています。Rage Against The Machineのラウドなサウンドと「 Wake Up 」というタイトルは救世主の出現を想起させます。
「Rock Is Dead」Marilyn Manson
エンドロールで使用されています。
■『マトリックス』 予告編 映像
■『マトリックス』作品情報
【 監督 】ウォシャウスキー兄弟
【 脚本 】 ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
【 製作】 ジョエル・シルバー
【 製作総指揮 】
バリー・M・オズボーン
アンドリュー・メイソン
ラリー・ウォシャウスキー
アンディ・ウォシャウスキー
アーウィン・ストフ
ブルース・バーマン
【出演】
キアヌ・リーブス
ローレンス・フィッシュバーン
キャリー=アン・モス
ヒューゴ・ウィーヴィング
ジョー・パントリアーノ
グロリア・フォスター
製作国:アメリカ
製作年:1999