村上春樹原作、映画『ドライブ・マイ・カー』、ボストン映画批評家協会賞で4冠!!
映画『ドライブ・マイ・カー』が2021年のボストン映画批評家協会賞(Boston Society of Film Critics)で、作品賞、主演男優賞(西島秀俊)、監督賞(濱口竜介)、脚本賞(濱口竜介 、大江崇允)の4冠に輝きました。アメリカで現地時間12日に発表。
昨年2020年のボストン映画批評家協会賞 では、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞を受賞、『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスが主演男優賞を受賞。それらを含み、昨年は主要6部門中4部門がアカデミー賞と同じ結果となったため、『ドライブ・マイ・カー』への期待と注目がさらに高まっています。
今年7月の第74回カンヌ国際映画祭にて『ドライブ・マイ・カー』が日本映画初となる脚本賞、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の計4冠となり、カンヌの歴史を塗り替える偉業を達成しています。
本作の原作「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」(文春文庫刊)に収録。妻を失い喪失感を抱える主人公・家福(西島)が、専属ドライバーの女性・みさき(三浦透子)と時間を共有する中で、これまで目を向けることのなかったことに気づかされ、自らの人生と向き合っていく姿を描いています。