大友克洋×江口寿史『老人Z』の音楽(主題歌、挿入歌、サントラ)

大友克洋×江口寿史『老人Z』の音楽(主題歌、挿入歌、サントラ)
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大友克洋×江口寿史! 傑作SFアニメ『老人Z』の主題歌、サントラなど

1991年9月公開、日本のSFアニメーション映画『老人Z』。大友克洋と江口寿史のコラボレーションは大きな話題を呼びました。大友克洋が原作・脚本・メカニックデザインを、江口寿史がキャラクター原案を担当。監督は「BLOOD THE LAST VAMPIRE」などの北久保弘之。

音楽を担当したのは、テクノ・ニュー・ウェイヴ・バンドのチャクラ~キリング・タイムの板倉文。板倉は『BU・SU』『会社物語 MEMORIES OF YOU』『つぐみ』『病院で死ぬということ』『たどんとちくわ』など、数々の80~90年代の名作映画の音楽も担当しています。

主題歌「走れ自転車」(歌・小川美潮)

チャクラ時代からの盟友・小川美潮が作詞・ボーカルを担当した主題歌「走れ自転車」は、エスニックな歌メロが耳に残る楽曲。


板倉文・ 小川美潮コンビは、市川準監督作品の映画『TUGUMI』(1990)にも主題歌「おかしな午後」を提供、『老人Z』同様に映画のBGMには留まらない個性を発揮しています。


老人Z サウンドトラック 30th Anniversary CD

廃盤で入手困難となっていたサウンドトラック盤が、最新リマスタリング/高品質Blu-spec CD2で2021年リイシューされています。また同時に初めてアナログLP化。板倉文による、インダストリアル・テクノ、エスニック、現代音楽等、多様な要素を含んだサントラ盤は映画から独立した魅力を放っており、大友・映画音楽ファンだけでなく、マニアックな音楽リスナーにとっても待望のリイシューでした。


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