2011年公開、映画『コクリコ坂から』のサントラ、挿入歌を紹介
『コクリコ坂から』は、佐山哲郎の原作と高橋千鶴の作画による日本の漫画作品で、1980年に講談社の『なかよし』で連載されました。その後、2011年にスタジオジブリによりアニメ映画化。タイトルの「コクリコ」はフランス語でヒナゲシを意味し、元歌人の佐山は与謝野晶子の短歌から取ったとされています。
映画の舞台は横浜がベースとなっており、映画版はスタジオジブリの中でも異例となるキャラクターの名前の変更が行われました。この映画は、宮崎駿以外の監督によるスタジオジブリの作品の中で、原作を持つ数少ない作品の一つです。
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『コクリコ坂から』サウンドトラック
『コクリコ坂から』挿入歌
手嶌葵「朝ごはんのうた」
オープニングで使用されています。監督の宮崎吾朗と谷山浩子が作詞を担当しています。
坂本九「上を向いて歩こう」
当時の大ヒット曲「上を向いて歩こう」を坂本九がテレビ番組で歌うシーンがあります。
海たちが街を歩いているシーンでも使用されています。
作詞:永六輔 / 作曲:中村八大
坂本九「白い花の咲く頃」
劇中では、生徒集会で先生が見回りに来た際に、生徒会長の水沼が歌い出したのをきっかけに、生徒たちが無伴奏で合唱します。
この曲は、寺尾智沙が作詞し、その夫である田村しげるが作曲を担当、1950年に岡本敦郎の歌唱によりNHKラジオ第1放送の『ラジオ歌謡』で紹介されてヒットしました。
手嶌葵「初恋の頃」
監督の宮崎吾朗と谷山浩子が作詞を担当しています。
手嶌葵「紺色のうねりが」
監督の宮崎吾朗と本作の脚本を担当している宮崎駿が、作詞を担当しています。